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基本を大切に

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先日、他の結婚相談所で活動をされているYさんが無料相談にいらっしゃいました。

Yさんは30代半ばの女性で、今の結婚相談所に入会されて2年になるそうです。

 

2年活動をして1人もお見合いすることができていないとのことで、自分では何が悪いのかわからないので、客観的にアドバイスがほしいとのことでした。

 

Yさんは、外見も可愛らしく、ご経歴などの条件も問題ないし、お話ししててもとても感じがいいので、何か問題があるようには思えません。

 

僕の見立てでは、すぐに決まってもおかしくないような素敵な女性なのに、長く活動をしていて一人もお見合いができていない状況をとても不思議に思いました。

 

(今の結婚相談所には相談してるんですか?)

 

「あまり相談はしません。相談するといろいろ厳しいことを言われるので・・。」

 

(なんて言われるの?)

 

「『もっと自分磨きをしないとダメだ。』みたいなことを。」

 

「でも、自分磨きと言われても何をしたらいいのかよくわからなくて。」

 

(そうだよなぁ、自分磨きって例えばどんなこと?)

 

「結婚相談所の人には、『あなたは色気がないから男性受けするような色っぽい服装にするとか、女性っぽいしぐさとか身につけないと。』って言われます。」

 

「それで、その人の知り合いに、女性の色気をアップすることを教える先生がいるから行ってみたらって。」

 

(うーん、でも、そもそも男性と出会えてないんだもんね、まずは出会うために必要なことをしないとね。)

 

そんな話をしながら、Yさんが活動に使っている資料を見せてもらうと、お見合いが組めない理由がすぐにわかりました。

 

Yさんがお見合いを組めない原因は、写真とPR文がデタラメだったからです。

 

写真は、旅行先で撮ったピントのずれたスナップ写真で、PR文は自分の趣味を数行で紹介しただけのなんの興味もそそられない文章でした。

 

これではお見合いも組めるはずもありません。なぜなら、お見合いは、⑴写真、⑵プロフィール、⑶PR文、この3点で決まってしまうからです。

 

決まってしまうというのはどういうことかというと、相手と会いたいか会いたくないか、つまり、お見合いができるかどうかはこの3点でしか判断されないのです。

 

なので、写真は“渾身の一枚”を使わなければならないし、PR文は相手の興味をひくような文章をしたためなければなりません。

 

しかしながら、こちらの相談所に限らず、このいわゆる婚活における“基本中の基本”が整っていないケースが実際には多く見受けられます。

 

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そんな話をしながら、過去にある講演会で聴いた経済学者の竹中平蔵さんの話しを思い出しました。

 

その時、竹中さんは小泉元首相と成し遂げた郵政民営化が成功したポイントを身近な例えを使ってお話しされました。

 

「みなさんは、センター試験の構成を知ってますか?」

 

「実は、全体の8割が基本問題なんです。」

 

「だから、勉強ができる人たちは、基本問題を徹底的に勉強します。基本問題さえ解ければ大きな点数がとれるからです。」

 

「一方、点数がとれない人は、点数をあげようと難しい応用問題に手を出します。でも、応用問題が解けたところで基本問題が解けないと結果的に点数はとれません。」

 

「だから、成果をあげようと思ったら、基本を大切にしてください。」

 

受験勉強と婚活を並列に考えることは難しいですが、それがどんな分野のことであれ、何か目標を達成しようとした時に、基本が大切なことは共通していると思います。

 

基本ができていないのに難しいことに手を出してもうまくいかないし、基本的なことがしっかりできていれば大方のことはクリアできます。

 

婚活に話を戻すと、確かに自分磨きはとても大切です。綺麗になることやマインドを整えることは婚活を成功させる上で大事なポイントだと思います。

 

ただ、それ以前に、お相手と出会えなければ何の意味もありません。

 

婚活においては、出会いのチャンスをどう作るか、そのための準備をどう整えるかがいろいろある基本の中でも最初にやらなければならないことになります。

 

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ひとしきりこんな話をして、いくぶん表情の明るくなったYさんを見送りながら、Yさんはきっと大丈夫だろうなと思いました。

 

もともと魅力的な人ですが、何よりわざわざ僕に会いに来られるほどYさんは行動力のある人ですから。